再び日吉歯科診療所

年末調整の書類を揃え、さて休もうかと歯ブラシを手に取った瞬間、「稀代の歯科医、山形県酒田市の熊谷崇・・」と消そうと思ったテレビからの声。
「エッなに?」と歯ブラシくわえたままテレビの前へ。昨年10月放映された「プロフェッショナル」の再放送でした。アップになった熊谷先生のお顔見たら、寝るわけにもいかず(笑)と言うより、見なきゃ!と歯ブラシ置いて、本気で再放送を見ました。

「この歯だったら30年ビクともしませんよ!」と画面いっぱいにおっしゃる潔さ。
定期メンテナンスしてたのに、虫歯出来てしまい、「悔しい!」という担当歯科衛生士に
「冗談じゃないよ。悔しいのは患者さんでしょ」と言いきる熊谷先生。通院15年のデータを振り返り、口の中の汚れが随分ついていたことを正直に指摘しなかった歯科衛生士を窘め、患者さんにも普段の手入れが少々おろそかだったことを明らかにした上で、自分達が至らなかったことを謝ったのでした。患者さんもフロスをさぼったこと、ホームケアが手抜きであったと反省なさりながら、この曖昧にしない日吉歯科の姿勢に、もう一度ご自分のお口の健康は、人任せにせず自分でもやれることはやらないとと確認されたようでした。

このような患者さんとの関係を結ぶまでには、ありとあらゆる努力が要ります。
それは、病気(疾病)虫歯・歯周病の成り立ちをはっきり患者さんにお示しすることです。その上で患者さんご自身のお口のデーター(資料)をとってご自身に知って考えて頂き、つまり意識を変えて頂くことにより、患者さんご自身が気づかれて、”痛くなってから通う歯医者”でなく、「痛くならないようにお口の中を守る歯医者」への定期メンテナンスを習慣になさるようになります。

これを伝え実行に移すのが 「免許(ライセンス)を持つもの責任」と熊谷先生は言いきられます。

医療者として、本当のことを知らされていない患者さんの意向に沿いたい気持ちもわかるが、エンドポイントは患者の利益だよ!とおっしゃる熊谷先生を師として、歯科医療の公益性を重んじてブレずに進みたいと思います。お子さんたちがフロスすると気持ちいい!と言うことが普通になるように。口臭なんてなくして大きな口でしっかりしゃべって
ニコニコ顔でお過ごしいただきたいものです。
夜でなく誰もがごらんになれる時間に、又の再放送を願います。