お仕事を楽しんでこそ!

 先日、衛生士学校生さんの見学でびっくりしたことにちなんで、少々きついことを書き

ました。悩んでいる方に誤解ないように申し上げれば、ブランクあるからダメ・・とかい

う問題ではないからです。当院にも、少々ブランクがあって復帰した歯科衛生士がいます

彼女は、当院に来る前に他院で復帰したのですが、かなりの覚悟で復帰したのですが

学びたい気持ちが出てきても学ぶ環境になく、仕事を進めるうえで沢山の疑問が出てきて

前に進みたいと当院を訪ねてきました。その時のことをよく覚えています。子供のいる

主婦ですが、学びたい気持ちがキラキラした目にあふれ、目が真剣で面接中大いに気持ち

を感じたものです。当院で衛生士を開始しても、いつも「なぜ?」「どうして?」と真摯

に取り組み、パート勤務でも自宅で勉強している様が見て取れ、勉強家です。そして何よ

り、経て来た社会生活を生かそうとする、年齢を経てもきれいでいようとするその気持ち

が患者さんにも伝わって評判もよく、復帰されてよかったなぁと感じています。以前脱灰

面に短針はまずいですよね?と電話してらした衛生士さんもおられました。子育てしてブ

ランク中も新聞や医療情報に目を配っていたつもりだが、随分歯科も変わったんですね!

と電話を下さり、それをきっかけに復帰して活躍されました。その後転居されましたが

きっと活躍されてることでしょう。申し上げたかったことは、間が空いて復帰するに

しても、勉強せずして国家資格だけで復帰は難しいということです。ではどこで学ぶん

だと声が聞こえそうですが、そのような受け皿はまだないので学べる環境に入るしかあり

ません。日進月歩の中で、週二日午前中だけというような時間で長いブランクを埋めよう

とは少々難しいかな?と感じます。当院では年一回歯周病の専門医に、SRPのトレーニン

グ受けておりますが、それとて一年が待どおしく見て頂くとまた一歩前進して自信を

持って毎日患者さん対応できます。当院では衛生士もドクターと常に検討しながら進めて

いますので多角的に検討も出き、患者さんを担当しますが自分一人で悩むこともなく、他

のスタッフと意見交換を経て、やりがいにつながります。ブランクあっても問題ない方も

おられるかもしれません。ご本人次第と言っては失礼ですが、歯科衛生士という仕事は

仕事の意味・意義・貢献度を実感しお続けになれば、長く続けられる意義ある仕事です。

ブランクあっても、その期間の子育てや社会生活の積み重ねを生かすには、まずスキルの

確認とブラッシュアップが必要です、お戻りになりたいと思ったら、まずそのような時間

を自分に課せられるかどうか、学び直して役に立つ覚悟はあるか・・が大切です。

復帰なさるには様々なご苦労があるからこそ、復帰で挫折しないためにあえてお話ししま

した。もし自分が患者さんだったら、ブラッシュアップしていない歯科衛生士さんに担当

して頂きたいか考えれば自ずとわかると思います。歯科大学・歯科衛生士学校が定員割れ

という情けない実情は、私達が患者さんから信頼されるような仕事をし、仕事をする方も

お役に立っているという誇りをもってすれば、きっと魅力的な職業と評価され、元気な

業界になって行くと信じます。またキツイ話になってしましましたが、現状をお話ししま

した。厳しいですが、真摯に取り組めば、患者さんがちゃんとわかって下さいますので

勉強しつつ毎日仕事をしていこうと思います。酒田の熊谷崇先生のOP(オーラルフィジ

シアン)で、全国たくさんの仲間もそう思って頑張っていることを力に、淡々と丁寧に

続けていきたいと思います。

バレリーナは一日レッスンを休んだら、筋肉がダメだそうです。あの華やかな舞台の陰に

は見えない努力があるんですね。そこまでシビアでないとしても、プロはそういうものか

もしれません。海外では歯科衛生士が独立してオフィイスを持っている。そんな夢に向

かって日本も進めたらみなさん歯科衛生士さんがステキになりますね。そのような活動さ

れている歯科衛生士さんもおられます。彼女が教える衛生士学校には、主婦やキャビンア

テンダントさんなども転職希望で学んでいるそうです。衛生士さんの仕事に、人との

関わりがますます求められてくるので、頼もしく又楽しみな動きでもあります。

歯科衛生士という仕事は、大変ですがやりがいのあるお仕事です。労せずしてうまくいく

ことはないのですから、この仕事が好きでしたら、ご自分に少し投資する時間を作ってお

続けになることをお薦めします。確かに歯科衛生さんはどこの診療室でも求人しておりま

す。衛生士さん一人につき100人の求人があるなんて、煽るだけのことはしたくないと

思います。真剣に仕事している衛生士さんにしてみれば、毎日毎日が発見、同じ症例なん

てありませんし、同じ方でもアレッと思うくらいお口の中が変わることがあります。だか

らこそ面白く(失礼ですが)どうにかして差し上げようと 取り組むのです。面白いと言

っては失礼ですが、関心もって誠実に取り組まずして、人の健康支援なんてできません。

誤解ないようにと書き直しましたが、又きついいい方になりました。本音はまっすぐ

お伝えするしかありません。気を悪くなさったらお許しください。読んで下さって有難う

ございました。