診療の流れ

はじめて当院の治療を受けられるみまさまへ

1998年日本で初めて「歯を守り育てる」と言うコンセプトの予防の研究会が出来、「むし歯と歯周病は本来稀な 病気である」との熊谷崇先生に触発されて、歯科界が変わり始めましたが、まだまだ巷では削って詰める、抜いて 入れ歯が主流でした。2000年サンスターが「お口の中の細菌が全身の病気を引き起こす」というセンセーショナルな 発表をして、大きく前進し始めた頃から、お口の中を健康な状況にしないで、削ったり詰めたり被せものをしても意味が ないこと。お口の中にむし歯・歯周病の原因があり、それは人によって違い、一人ひとりの 「なりやすさを調べることで、なりにくくする、即ち病気の進行を止め、現状を維持する事が出来る」とわかったのです。

なりやすさ=リスクを知ることからすべては始まるので、お口の中の必要な情報をお取りしたうえで、歯科衛生士から、 リスクをコントロール出来るホームケアを教えてもらい、専門の器械を使ってPMTCと呼ばれる歯の清掃を受け、 定期的に歯石の除去、更に歯の根の部分の歯石を特殊な器具で取ることによって、歯を長持させる事がわかってきま した。これを定期的な衛生士の処置・メンテナンスと言います。 丁度愛車のメンテナンスと一緒ですね。

又皆さんが不調の時、お医者さんにいって、顔見ただけで糖尿病の・高血圧などの薬が投薬されるでしょうか? まず血液検査・レントゲンで状況を把握し、診断をして、治療の提案があり、処置があると思います。 歯科でもこれと同じように考えるのが、私達の「メディカル・トリートメント・モデル」の考え方です。 医科の手術でも出来るだけ小さく体に負担のかからない方法を選んで、日常生活を維持され、再発防止に取り 組むのが今の医療です。「歳とったから歯を失って当たり前」でなく、適切にお口の中をメンテナンスする事によって、 歯を失わず、楽しい会話・美味しい食事・お口もとの美しさを保ってゴキゲンに過ごす事が出来るのです。 MTMの考えの歯科医院なら。

誰しも死ぬまで自分の歯を保ちたい。そのためには歯科医院に通う目的を変える必要があるのです。早期発見し 早期治療するという考えはもう過去のもの。これからは早期に「むし歯・歯周病のリスクを発見し、予防をする為に 歯科医院を利用する」と思って下さい。お口の中はその方そのものです。おからだの状況がお口の中に現れます。「口も 大切なからだの一部です」と考えて、身体状況・日々のお暮らしぶり・ご趣味など伺わせて頂きながら、皆さまのお口の中の 維持に努めてまいりますのでご協力下さい。患者さん方がゴキゲンに日々の暮らしをキープされ、美味しく召し上がって 元気にお過ごし下さる事が、当院スタッフ一同の心からの願いです。当院をもっともっと身近な相談の場として ご利用下さい。ご自分のお口にひと手間ふた手間かける事が、ウィズ・エイジング。美しく元気に過ごす第一歩です。